2008年1月23日水曜日

デジタルお正月


丹波の実家に帰省したので、都会のせわしさから逃れてゆっくり休養できたけど、やっぱりもうひとつ物足りないのだ。

特に、今年の正月はボクがまだリハビリ中で体が不自由なのこともあって、満員電車で初詣に行くことも車であちこちにドライブすることもできなかった。

そのため、自宅の物置同然になっていた空き部屋を自分のデジタル生活用の部屋として整備をすることにした。

先ず、何はなくともネットワークだが、なんと田舎であるにも関わらず光ファイバーが自宅の前の電線に張ってあったので、直ちに整備中の空き部屋に導入し、古いパソコンを大阪の自宅から持ち帰りLANで接続してた。おかげで、メールやSNSが開通するとともに、Skypeで東京や大阪の友達とテレビ電話ができるようになった。

次に欠かせない設備は、ボクが好きな音楽鑑賞の設備だ。これは、部屋の大きさに合わせて好みのオーディオ用アンプやスピーカをネットオークションで競り落としたので、届いた機器を順番にセッティングした。

ただ、ここには音楽ソースが全くなかったので、パソコンでインターネットラジオのサイトをアクセスして音楽放送をただで聴くことにした。そのため、パソコンにサウンドボードを組み込み、オーディオアンプと接続することによって音質に贅沢を言わなければ世界の音楽ソースを存分に楽しめるようになった。

それから、かつて、自分が買ったり録音したりして持っている音楽を聴くために、カセットプレイヤーとDAT(デジタルオーディオテープ)プレイヤーのジャンク品(正常に利用できるかどうかを保障しない商品)を超安価にネットオークションで購入し、この部屋の作業テーブルで修理を行った。これもバッチリ再生できるようになったので、以前、カーオーディオに使っていたカセットテープなどの懐かしい音楽を久しぶりに楽しんだ。

次に映像環境の整備をしようと、テレビ本体のほか、UHFアンテナ、衛星受信アンテナなどもネットオークションで購入して、遊びながら友達と取り付けた。これで、テレビ放送を楽しむとともに、インターネット上の映像配信サイト、Youtubeやニコニコ動画などをも快適に閲覧できることとなった。

これまで何もなかった田舎の物置が、とても快適なデジタル娯楽室に変身したのだ。

続いて、やはりオークションでシステムキッチン、IHヒータ、冷蔵庫、電子レンジ、コーヒーサーバを購入し、食べたり飲んだりできる環境を整備することにした。これで、音楽を聴きながらお酒を飲んだり、おいしい野菜料理などを楽しむことができるはずだ。

地元の友達が、付随する水道や電気設備の工事をしてくれたので、少しずつ快適な生活環境に近づいている。

ネットオークションの楽しみは、これらの素敵な環境を定価の1/10以下の価格で揃えて楽しむことができることだ。もし、落札した商品が気に入らなければ、再びオークションに出品して売ってしまえばいいのだ。このとき、欲しい製品をあまり限定したり、あわてないことが、いい商品を安価に手に入れるコツである。

それにしても、もう一つ不満がある。
初詣や観劇など、出かけなくても自宅で楽しめるサービスが少ないのだ。
せめて、著名な寺社の初詣くらい、自宅に映像で流してよ。そこで、お賽銭を奉納したり縁起物が買えれば完全にデジタルお正月になるんだけどなあ。

2008年1月13日日曜日

アクティブシニア市場をめざして



高齢者になって体が不自由であっても、やはり社会とのかかわりを持って、何かを行わなければ生きる楽しさが萎縮してしまう。

知人からのメールで紹介されて知ったのだけど、大阪南港のACT(アジアトレードセンター)に設置された高齢者の生活支援を行うACTアクティブ・コミュニティプラザでいろいろなイベントが行われている。

そこで、「アクティブシニア市場向け事業創造セミナー」というセミナーが開かれるそうなので、ぼちぼち現場復帰を目指すボクにとって、無理にならない程度の活動になるのではないかと思った。

メールで申し込んだら幸い採用されたので、都合5回のセミナーだけど、リハビリも兼ねて参加することにした。しかし、地下鉄があるとはいえ、南港は今のボクにはものすごくつらい距離だけど、頑張ってコスモスクエアまで行った。

セミナーには10名が登録しているそうだが、今日は8人だけだった。

自己紹介のとき、ボクは「このセンターが、なぜアクティブシニアを対象としていたか分かりました。アクティブな人でないと、この場所まで来れないからです。」と言うと、みんな大笑い。

今日は、第1回で成岡秀夫氏の「起業に必要な基礎知識」というカリキュラムだった。成岡氏は、優しく丁寧に起業に必要な企画資料の作り方などを説明された。

今回は、起業する際の基本的な確認事項を示してもらったが、ボクも現在の企業を設立するときに何回か書いた記憶がある。ただ、当初の企画通りに事業が進まなかったので、自分の反省も兼ねて、再確認のためにも再度企画を整理してみようと思う。

このようなNPO活動に参加したり、NPOの主催するイベントに参加することで、元気な高齢者同士の交流を行うことは、今後の生活のためにとっても大切なことだと思う。

それにしても、シニア市場はこれからの一大マーケットなので、参加者はこれまで蓄えた知識や業務の成果をうまく利用して、ビジネスの発展に結び付けようと目論んでいるんだけど。。。

2008年1月6日日曜日

駅もデジタル化してよ


このところ大阪駅は大改装中で、駅を利用する度に様相が変わっていて、ウロウロする。
横を歩いていたおばちゃん連れも「この駅に来るたびに、ころころと通路が変わってるんで、さっぱりどっちに行ったらよいのか、わからへんのよ」と、さもにくにくしげに話していた。

ボクも、正月に田舎への帰省のため、久しぶりに大阪駅に行くと各ホームごとに真新しいエスカレータが設置されていた。

おお、これで、ぼろ臭かった大阪駅もボクのために(ではないけど)ぐっと近代化するな。
というより、これまでの大阪駅は、体の不自由な人間にとっては、めちゃめちゃ使いにくかったのだ。
狭いホームに人があふれているだけでなく、最近は大阪人も電車を整列して待つようになったので、櫛形に人が並ぶので、ますます通りづらい。その上、無理やり作ったエレベータの乗降口が狭いホームをさらに通りにくくしている。

最近、大阪環状線の各駅でも、エスカレータやエレベータの設置を進めているが、ボクが環状線から京阪電車やJR東西線との乗換えをする京橋駅なんかでは、めちゃくちゃ歩かされる上、エレベータを必死で探していると「そのホームへのエレベータは現在設置工事中なんです」とか言われて頭にくることがある。

ボクの家から一番近い環状線福島駅は、エレベータこそあるものの、このエレベータの場所が奥まっていて、エレベータのドアまでたどり着くのが一苦労だ。

多くの環状線の駅や地下鉄の駅などで感じることは、エレベータの表示が分かりにくく、エレベータの場所を探し求めるのが大変なのだ。これは、高齢者や障害者用の表示をもっと高齢者に分かりやすく、単純で視認性が良いデザインで標準化してもらいたい。

それと、盲人用の黄色い凸凹タイルが要所に張られているが、足の不自由なものにとって、この凸凹が非常に危険だ。ボクなんか、しょっちゅう躓くので、できるだけそのタイルを避けて歩いているんだが、重要なところに限って沢山貼ってあるので、始末に悪い。確かに、一方に便利だともう一方に不便なことはよくあるけど、双方に便利なソリューションを見つけるのがあんたらの仕事だろう。(だれの?)

多分、目の不自由な人にとって、この凸凹タイルはものすごく重要なものなんだろうねえ。(ほんと?)

どちらも満足できるソリューションを1つ。盲人や障害者が持っている杖をデジタル化しよう!! この杖の先のほうにセンサーをつけて、タイルに情報発信用のチップを埋め込むことで、一気に解決しよう。センサーで読み取った情報を杖に仕込んだイヤホンから聞けばよいのだ。「ここから先はホームの端ですので、気をつけて」とか、「ここより12段の昇り階段です」などとイヤホンを通して警告してくれると、目の不自由な人にとってもすごく便利になると思う。

そして、凸凹が減ることによって足の不自由な人にとっても躓く危険が減るわけだ。

杖のセンサーを使えば、もっと詳細な案内だって可能になる。
「ここは、○○洋服店の前です。本日は20時までオープンしています」とか、「ここは、女性用トイレです。今、すべてふさがっていますので、しばらく待ってください」とか、「エレベータを降りられますと右側へ7mのところが大阪方面行きのホームです。次の電車は大阪行き急行で5分の待ち合わせになります」などだ。

こういう案内が可能になったら、きっと杖を持たない健常者にも、センサー付きのケータイで知らせてもらいたいと思うだろう。